【気になる本】文芸ランキング・「アーモンド」と「52ヘルツのクジラたち」(王様のブランチ2020年6月6日放送分)
ども!にやぐろこです!
映画の次は王様のブランチで紹介された気になる本をピックアップしていきます。
※王様のブランチに出演しているアンジャッシュの渡部さんがスキャンダルとかで、何やら残念なことになっていますが、紹介された映画や本に罪はないのです。次回の放送はどうなるのかしら――全面自粛?ってことだから、降板しちゃうのか、お休みなのか。いっそのこと、新しい人でも良いんじゃないかなって思う。
いつもの文芸ランキングに加えて、特集内容は生き物図鑑と「52ヘルツのクジラたち」という本の紹介でした。
詳しい内容は王様のブランチの公式HPをご確認ください。ランキングも載っています。
今回、私が気になったのは文芸ランキングの中から「アーモンド」、特集の「52ヘルツのクジラたち」です。忘れないようにブログに書き記します。
「アーモンド」著:ソン・ウォンピョン/訳:矢島暁子/祥伝社
まずは文芸ランキングから「アーモンド」です。こちらは韓国の小説で、韓国で40万部売れた作品のようです!!
本のタイトル「アーモンド」の意味が気になりますね。アーモンドを比喩的表現で使うとしたら、アーモンドアイ?猫の目のようにじっと見ているといったことや、アーモンドアレルギー(ナッツアレルギー?)かなぁ?
そう思ったら、まるで違ってアーモンドって偏桃体ってやつでした。知らなんだ。
小説の特設サイトがあって、そちらに書かれているあらすじを載せておきます。
扁桃体(アーモンド)が人より小さく、怒りや恐怖を感じることができない十六歳の高校生、ユンジェ。
そんな彼は、十五歳の誕生日に、目の前で祖母と母が通り魔に襲われたときも、ただ黙ってその光景を見つめているだけだった。
母は、感情がわからない息子に「喜」「怒」「哀」「楽」「愛」「悪」「欲」を丸暗記させることで、なんとか"普通の子"に見えるようにと訓練してきた。
だが、母は事件によって植物状態になり、ユンジェはひとりぼっちになってしまう。
そんなとき現れたのが、もう一人の"怪物"、ゴニだった。激しい感情を持つその少年との出会いは、ユンジェの人生を大きく変えていく──。怪物と呼ばれた少年が愛によって変わるまで。
特設サイトのリンクを貼っておきます。
偏桃体(アーモンド)が小さいと怒りや恐怖を感じないものなのですかね?知らなかった。
とうことで、偏桃体(アーモンド)について調べてみた。
扁桃腺はわかるけど、偏桃体って?――扁桃腺はのどにあるけど、偏桃体は脳にあるものです。小説「アーモンド」のあらすじにあるように怒りや恐怖、痛みなど感情のあたる役割を果たしているようです。
わかりやすいHPがあったのでリンクを貼っておきます。リンク便利。
子供のときにキレやすかったり、癇癪を起してしまうのは偏桃体が過剰に反応しているってことなのかな。あるいは大人になっても癇癪気味な人はそちらも過剰ってことが考えられる、であっているかな?そう思っておこうw
あとは、うつ病も関係してくるようです。専門ではないので、このあたりにしておこう。
「52ヘルツのクジラたち」著:町田そのこ/中央公論新社
内容
52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる―。
まず52ヘルツのクジラのお話。聞いたことがあるような、ないような。既視感的なものを感じたので、どこかの番組の特集かなんかで知っていたのだと思う。
虐待、家族から愛されない。
それ聞いただけで泣けてくる――。ストーリーはあらすじの通りだと思うので触れませんが(まだ読んでないしね)
小説「アーモンド」といい、「52ヘルツのクジラたち」、どちらも泣ける話で目をはらしちゃいそうです。
6月6日放送分で読みたいって思ったのは上記2作品でした。そのほか、伊坂幸太郎の新しい小説が出てるっぽいので買わないと。