「ジェーン・ザ・ヴァージン」シーズン１、貞操を守っていた主人公が突然、妊娠した！とんでもない設定！ネタバレ注意です【NETFLIXドラマ】

ども！にやぐろこです！

ジェーン・ザ・ヴァージンのシーズン１を観ましたので感想を書きます。

見始めると止まらなくなるので、まとめての感想になってしまいがちなので、これからは衝動を抑えて、シーズンごと書いていきます💦

ネタバレ感想になっています。

作品紹介・あらすじ

結婚するまでは純潔を守り抜くと決めているジェーンだったが、なんと医療ミスにより妊娠することになってしまう！将来設計はくるってしまい・・・

元々はベネズエラの海外ドラマをアメリカ版に変えたドラマです。

感想・ネタバレ注意！

主人公のジェーンは、祖母の教えにより結婚するまでは処女を通すことをずっと守っている。信心深いカトリックなのだ。２年間付き合っているマイケルともキスまでしかしていない。

そんな中、子宮がん検診に出向いたところ、間違って人工授精されてしまうのだ！しかも、その使われた精子は５年前にキスをして恋心を抱いた男性で、しかもジェーンが働くホテルのオーナーでもあり、イケメン＆プレイボーイのラファエルであった！

再び出逢って、ときめいてしまうから大変💦

コメディに描かれているので、どうして間違って人工授精されてしまったのか、背景がわかるのが面白いです。

人工授精を施した医師というのが、ラファエルの姉のルイサ。ルイサはレズビアンで、女性同士で結婚しているのだけれど、その前の日に浮気現場を目撃してしまう。その動揺から間違って、施術してしまうのだ。

本来、施術を受けるはずの女性はラファエルの美人妻のペトラ。このペトラさんは色々と暗い背景のある方なんです。ラファエルとの子供を作って、お金だけを要求して別れる計画をしているんだけど。内緒でラファエルの精子を凍結させていたことに、ラファエルは激怒。しかも、子供はジェーンの元に。

そして、チェコ出身で、元恋人がサイコパスだったり、ペトラ自身もそのことがきっかけで偽名を使っていたりとしています。本名はナタリアと言います。元恋人のチェロス（そんなおいしそうな名前だったっけ？）から逃れるため、アメリカにやってきたんだけど、事実を知っている人から揺すられたりしています。

あれ、ペトラのことしか、語ってないやんｗ

ジェーンは妊娠を知ったのちに、マイケルからプロポーズされます。２年付き合ったし、そろそろいい頃だとは思っていた矢先に他の男の子供を妊娠。それも、一度もやったことがないのに。

飛び跳ねて喜ぶシーンなのに。もう、この辺がありえませんよね。マイケルが一番まともな人間なんですけど、最初のころのマイケルは小物感がぬぐえません。警察をしているし、２年間付き合ってジェーンのことを知り尽くしているし、やることだってずっと我慢している。本当はやりたいのに。気持ちを優先してくれる良い彼氏（後半はマイケルの株がぐぐぐぐぐぐって上がります！）

ジェーンは中絶をすることなく、預かった命を生む決意をします。ずっと祖母と母親と３人で暮らしてきたジェーンの望みは、母親と父親が揃った家庭に子供を託すこと。ラファエルとペトラの二人を見極めようとします。

そんなジェーンを見て、マイケルも応援しようとしますが、シン・ロストロという犯罪者を追って張り込みをしているときにラファエルの妻であるペトラがラファエルの友人でホテルの従業員の男性ローマン・ザゾと不倫関係であることを知ります。

ジェーンとの新婚生活に他の男の子供はいらないと考えるマイケル。ジェーンの望みは母親と父親が二人そろった幸せな家庭に子供を預けること。それを知っているマイケルは、ペトラが浮気していることをジェーンに黙っておきます。

これは黙っていたらいけないことだけれど、後にこのことが問題となります。

捜査だから言えなかった（ジェーンは誰かに言うわけないじゃんって言ってたけど）って強く主張すべきだと思った。やはり、守秘義務があるわけだし、事件にかかわる重要秘密はおいそれと洩らしたら行けないと思う。頑固なジェーン、ここは意見を曲げるところだよって思った。

誠実に接してくれようとするラファエルの株がぐぐぐぐぐって上がってしまうのは仕方ないところ。ジェーンは、マイケルと付き合っていながらも、ラファエルに惹かれている気持ちを押し殺します。

というか、ジェーンもラファエルもマイケルも恋心を表現する演技がうますぎる。感情が見ている側にしっかりと伝わってくるんです！

ラファエルはがんになったことがきっかけで、もう今の自分では子供を望めない体になっています（そんなことあるんだね）。ペトラがラファエルの精子を勝手に凍結させていたことに怒り、完全にペトラへの愛はなくなってしまっているんだけど、この先自分の子供が得られないのならと葛藤するんだけど、やっぱり難しい。離婚の話は進んでいきます。子供を引き取ったら、別れる算段ですね。

そんな中、ローマン・ザゾは何者かによって突き落とされて、ホテルで串刺しになって死んでしまう事件が起こる！警察はペトラを疑います。濃密な不倫現場をばっちり納めているので。

マイケルはペトラの不倫がジェーンにばれることは避けたいため、ペトラに協力します。だけど、ジェーンはマイケルとペトラが一緒に居るところを見てしまい、疑念を抱きます。マイケルに真意を尋ねるけれども「捜査」としか、言われない。

ん、もう。マイケルさん、嘘は行かんよ～。ジェーンの気持ちが冷めちゃうよ。ただでさえ、魅力たっぷりのラファエルがそばにいるんだから。

結局、ペトラの不倫の件がだまっていたこと、ラファエルに惹かれてしまっていることがきっかけで二人は別れることになってしまう。マイケルは納得がいかないし、ジェーンのことが好きでやったことだから、未練たっぷり。でも、ジェーンが決めたことには従います。

マイケルと別れて、ジェーンは真剣にラファエルとのことを考えますが、ラファエルからは妹みたいと言われてしまう。

あ・・・思い違い？　ラファエルも同じような気持ちでいてくれたんじゃないの？　一人盛り上がってバカみたい。な展開になるんだけど。

ラファエルもすぐにジェーンに特別な思いを抱いていることに気がつき、二人は情熱的なキスを交わす。これ、何がきっかけだったか忘れちゃった（あれー？　見返せよとは言わないでね）

たぶん、ラファエルが今までジェーンのような子（マジメな堅物＆カトリック教徒）と恋愛したことがないから、恋愛対象じゃなかったんだと思う。

二人は付き合い、盛り上がるわけだけど。処女で結婚するまではしないと頑なに守っているジェーン。それを聞いたラファエルはショックで落ち込んで最初のデートで気持ちがなえます（あー正直ｗ）そんな子は周りにいなかったんですね。

そう、二人はまるで違うのだ。価値観の違い、育った環境の違い、が後半二人の壁にのしかかります。

ジェーンは物事を計画的に進めるのが好きで、相手をよく知ってから次に進みたいタイプ。一方のラファエルは違った。

気持ちが盛り上がり、ラファエルはプロポーズするのだ！

わぁ、なんて素敵なことでしょう！普通なら、「はい」って答えるところなのに。

ジェーンは「二人きりで話せる？」って・・・。

ジェーンは結婚はまだ早いってラファエルに言っちゃうわけ。日本だと子供がお腹にいるんだったら、生まれる前に結婚しないとってなるけれども。ジェーンたちのお国では違うのね。

結婚を断られたラファエルはかわいそう。気持ちも沈みますよ、これは。

それでも、ラファエルはジェーンはそういう子。だから惹かれて、好きになったんだと理解します。ラファエルの本当の気持ちは家族に飢えていて、はやく家族を作りたかったということみたい。

たぶん、ジェーンたち家族の一員になれれば温かい家庭に入れるよね、きっと。

順調に愛を育んできたジェーンとラファエルだったが、ラファエルの父親が継母でもあり、さらには犯罪者シン・ロストロであったローズに殺され、さらにラファエルの行方不明になっていた母親もお金のために家族の元を去ったことを知る。

ホテルは殺人事件が立て続けに置き、業績も悪く、ホテル経営も深刻な状況。ジェーンとの時間よりも仕事優先になっていく。

しかも、間近には出産を控えているジェーン。ジェーンの協力はしたいけれども、要求はすべて叶えて上げらないラファエルはどんどん押しつぶされていくわけ。

このあたりはジェーンはわがままになっていましたね。もちろん、妊婦が大切にされるべきという考えが一番になっていたのがあると思いますし、やはり大事すべきだとも思います。ラファエルも仕事が深刻な危機を抱える中、よくやったと思います。病院へも駆けつけていましたしね。日本だと、あり得ないし、諦めている女性が多いのではないかな。

ラファエルはジェーンとの関係がこのままではジェーンに悪い影響を与えるし、良い彼氏にはなれないと思っています。（そんなことないのに）

しまいには「愛していない」と告げます。

結果、ラファエルはジェーンを切り捨てたことになります。

これは涙なくしては見ていられませんでした。

しかも、ジェーンは取り乱すんです。これまで計画的に生きてきた人間が。

「シングルマザーになるんだから、これからは一人でなんでもやれないと行けない」って。

この言葉がぐっと来ました。ラファエル、何やってるんだよって思いましたね。出産もあと３週間くらいになったときに、妊婦のジェーンを振るって、かなりひどすぎません？？？？

そんなとき、頼りになるのは元彼のマイケル。

マイケルは元彼とよりが戻りそうだったけど、やっぱり好きになれないと告げて、ジェーンの協力をすることに。マイケルとの関係がいいんです。

後半の４話くらいですかね。ずっとマイケルが支えてくれているんです。わたしはずっと泣いていました。

別れてからのジェーンとラファエルの関係は最悪でした。ラファエルは「愛していない」と告げながらも子供の面倒は見るつもりだったし、本当はジェーンのことを思って（こんな自分ではジェーンに良くない）別れたわけだし。

しかし、「愛していない」と言われたジェーン。もうラファエルのことを他人として扱います。これは当たり前、わたしでもそうする。ラファエルと口論になり、務めていたホテルも辞めます。

ジェーンは単独親権も望み、ひと悶着あります。

「愛してない」というのは、嘘であったことを告げるけれども、ジェーンは昔のような気持ちは抱けません。これはわかる。わたしもラファエルにはキュンとしなかった。マイケルにキュンとしています。ドラマの見せ方がうますぎるっ。

しかし、ラファエルは必死に育児にはかからせてくれ、自分の子でもあるんだからと言われ、少しだけ気持ちが寛容になります。彼の子であることは間違いないのだから。

わたしとしてはマイケルと元さやで結婚して、二人で育てれば？って思いましたね。マイケルだって、もう一度チャンスがあるなら、ラファエルの子供を育てる気になるのではないかな。ジェーンは親権を望んでも、働いてないことを言われちゃうと痛いわけだしね。

シーズン１のラストで、家族みんなに見守られながら、ジェーンはマテオという男の子を出産します。 

しかし、このマテオ君、最後の最後で。

なんと看護師にさらわれてしまいます！！！

というところでシーズン１が終わります。

あ、忘れてた。ジェーンは祖母と母親と３人で暮らしていたわけだけど、途中でジェーンの父親がわかります。なんとメロドラマ「情熱のサントス」の主役ロヘリオであるということ！このロヘリオさんがまた、独特な性格で面白い＆トラブルメーカーなんですｗ

ロヘリオとマイケルの関係も面白いｗ

なんでマイケルの肩に顔をうずめるのかｗ